マンネリ解消にオススメ!ライトなプレイでSM入門

初心者の入門にオススメのライトなSMプレイ

ビンタ&スパンキング


まず紹介するのは「ビンタ」だワン。
道具も使わず体1つで出来る初歩的なSMプレイだワンね。
とはいえ、何も考えずにただビンタするだけじゃシンプルに暴力だワン。
SMプレイの大事な点は「あくまでプレイ」ということ。お互いが楽しめない一方的な暴力はプレイとは呼べないワンよ。
「SMプレイとしてのビンタ」で重要なのは、「いかに痛そうで痛くないビンタをするか」だワン。

まず前提として、SMプレイに慣れていない人は「ビンタをされる」ことが怖いワンね。
いざこれからビンタをしようというときには体もこわばるし、怯えがあれば興奮も落ち着いてしまうワン。
なのでまずは、「ビンタと呼べない強さのビンタ」から始めるのがオススメだワンよ。
手の平を相手の頬に添えて、ほっぺたを撫でるような状態から、手の平は頬から離さず指だけで頬を叩く……というよわよわビンタで様子を見てみるワン。
多分このビンタだと、やられた側も「え、今ちゃんとビンタした?」と困惑すると想うワンね。
そうしたら「もう少し強めにしよう」と提案して、威力を強めると良いワンよ。

「強くする」と言っても、もちろん全力ビンタは危険だワン。
ここで意識するのは「腕に勢いを乗せない」「手の平で叩かず指だけで叩く」「当たる瞬間にスナップをきかせて肌の表面だけを叩く」という点だワンね。
全部が徹底できなくても、この点を意識すれば怪我をするほど威力のあるビンタにはならないはずだワン。

当てる場所は頬が基本だワンけど、受ける側が女性ならおっぱいなんかもビンタするにはちょうどいいワンよ。
お尻に対してビンタする場合は「スパンキング」と呼ばれることの方が多くなるワンね。
バックの姿勢でセックスしているときにお尻を叩くとかも、SMプレイとしてはカジュアルなスパンキングだワン。
SMプレイのビンタやスパンキングには「躾」とか「調教」の意味合いが乗ってくるので、肉体的な痛みと一緒に精神的な屈服感も生まれるワン。
それが「無理、嫌」と感じる人が相手だとSMプレイは適さないワンけど、少しでも「良いかも」と思うならSMプレイの素質があると言って良いワンね……!

首輪&四足歩行


次に紹介するのは「首輪」だワン。
拘束具の一種だワンけど、その中でも特に「服従」の意味合いが強い拘束具だワンね。
……犬のワン子にはSMプレイと関係なしに馴染み深いアイテムでもあるワン。

SMプレイにおけるM役は「いじめられる側」「苦しめられる側」というイメージが強いワンけど、実は「Sの言いなりになる」というプレイには「安心感を得る」という効果もあるんだワン。
そもそもSMプレイを信頼関係のない相手とは出来ないワン。SMプレイを提案できる時点で相手とはある程度の信頼関係があるということ……その相手に「自分の全てを委ねる」というのは、いわば「自分で何も考えなくて良い」「従っていれば責任を負わなくて良い」という安心に繋がるんだワンね。
首輪とはそんな「言いなりになる」ことを示す象徴のようなもの。
装着してリードを相手に預ければ、逃げようと思っても逃げられない、言うことを聞くしかない状況の出来上がりだワン。

首輪をつけたM役は、振る舞いもそれらしくするとより盛り上がるワンね。
人間ではなく躾が必要なペットとして、「四足歩行」に徹するのも選択肢の1つだワン。
普通に立っているS役からは見下され、動物のような振る舞いを強制される……屈辱的なシチュエーションだワンけど、素質があればその屈辱感に不思議と安心や興奮を覚えるはずだワンよ。
軽く足蹴にされたり、頭や背中を踏まれたり、四足歩行で突き出したお尻をスパンキングされたり……プレイ中の上下関係を叩き込むのに最適な状況と言えるワン。
こうなったらもうM役はS役の言いなり、されるがまま。でもそれが眠れるマゾ性癖を刺激して興奮を誘うというものだワンね……!

CMNF/CFNM&落書き


お次は聞き慣れない人も多そうな「CMNF/CFNM」だワン。
これはそれぞれ「Clothed Male and Naked Female」「Clothed Female and Naked Male」の略で、直訳すると「着衣の男と裸の女」「着衣の女と裸の男」という意味になるワンね。
要するに「S側は服を着ているのにM側は全裸」というプレイのことだワン。
先に紹介した首輪や四つん這いプレイと組み合わせると、よりM役を人間扱いしていない感じが出て良いワンね。

関連するプレイとして「全裸土下座」というものもあるワン。
その名の通り「全裸で土下座」するという服従を示す屈辱的なプレイで、今回紹介するにはあまりライトと言えないレベルのSMプレイだワンけど、これも状況的にはCFNM/CMNFに当てはまるワン。
この全裸土下座は「頭を踏む」とか「足を舐めさせる」とか色んなプレイに派生できるのでSM好きには定番のプレイだワンけど、いまCMNF/CFNMと絡めていま着目すべき点は「脱いだ服の扱い方」だワン。

全裸土下座の場合は「服を脱いで全裸になり土下座をする」という流れになるので、脱いだ服をどう扱うかで印象が変わってくるワンね。
たとえば、脱いだ服を綺麗に畳んで置いておいたら、土下座にも丁寧さが出てより「服従」のイメージが強まるワン。
逆に脱ぎ散らかしたような状態だと「無理やりやらされてる」感が出て「凌辱」のイメージが強まるワンね。
土下座抜きのCMNF/CFNMでもそれは同じ、脱いだ服の扱いは印象の差に繋がるワン。

そして、裸体との組み合わせで相性が良いプレイと言えばほかにも「落書き」があるワン。
これは体に卑猥な言葉や絵を直接書いて辱めるプレイだワンね。
筋金入りのSMカップルとかは、あえて油性ペンで書いて消えない落書きに困る様子を楽しむ、なんて人たちも居るワンけど、ライトに楽しむなら水で簡単に落とせるボディペイント用のペンを使うのがオススメだワンよ。
自分の体に書かれた落書きは直接見ようとするとなかなか難しいので、鏡の前に連れ出したり、写真を撮って見せつけるなんて羞恥プレイに繋げるのも良いワンね。

拘束&緊縛


最後に紹介するのは「拘束」だワン。
……先に紹介した首輪も拘束じゃないかって?
あれも確かに拘束具の一種だワンけど、これから紹介する拘束は「体の自由を奪う」ものなので、「行動範囲を制限する」だけの首輪とはまた少し違う趣だワンね。

拘束具としてメジャーなものには「手錠」や「足枷」などがありますが、やはり手足の自由を奪うと一気に抵抗の手段がなくなるので無力感が出てくるワン。
ボンデージテープのように、ぐるぐる巻き付けるだけで簡単に拘束プレイが出来るグッズもあるので、試してみるハードルを低めだワンね。
体の前で手を拘束するのか、それとも体の後ろで手を拘束するのか……この違いだけでも適した体位などが変わってくるので大事なポイントだワンよ。
アダルトショップで拘束具として売られているグッズの中には「M字開脚の姿勢で固定する」といった羞恥プレイ向きのものも存在するので、先に使う拘束具を決めてからそれに合わせたプレイを考える、というものオススメだワン。
ワイルドワンから販売している「SM七つ道具」のように、いくつかのグッズがセットになっているものを買ってみるのも入門にちょうどいいワンね。
手枷に足枷、目隠しやボールギャグ……全部着けたら何をされても抵抗出来ないされるがままの肉人形が出来上がりだワン。

拘束と重なるようでちょっと違うものに「緊縛」というプレイもあるワンね。
SMプレイにおける緊縛は「縄で縛る」という行為を指していて、必ずしも拘束行為とは限らないワン。
たとえば緊縛の一例として有名な「亀甲縛り」は、胴体を縄で縛り女性の乳房を強調するような見た目が特徴的な縛り方だワンけど、手足には縄をかけないので拘束手段としてはほとんど機能しないワンよ。
緊縛は一歩間違えると深刻な事故に繋がってしまうので、初心者が最初に手を出すSMプレイとしてはハードルが高いというのも事実だワンけど、例に挙げた亀甲縛りやそれに似た菱縄縛りなどは比較的安全で簡単な縛り方なので、挑戦してみる価値はあるワン。
実践するときは本や解説サイトなどでしっかり手順を確認して、縛られる側の反応をよく見ながら縛ることが大事だワン。

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ということで、いくつか「初心者向けのライトなSMプレイ」を紹介してみたけどいかがだったワン?
道具も用意せずに出来る手軽なものから、道具を使った本格的な雰囲気のものまで、結構幅広く紹介できた気がするワンね。
もちろん、バイブやローターのような普通のアダルトグッズを併用しても責め方が過激になって楽しめるワン。
バイブホルダーローターポケット付きのショーツなんかを使えば、オモチャ責めとほかのSMプレイが同時に出来て最高だワンね。
ワイルドワンから発売されているSMグッズはそれほど多くないワンけど、SMプレイに興味が出た人はぜひチェックしてみてほしいワン。
SMプレイは奥深い世界だワン……もしライトなプレイを試してみて自分の素質に気づいたら、もっと深みに進んでいくのも悪くないかもしれないワンよ……?