
【アナル/アヌス】の用語解説
アナル/アヌス あなる/あぬす
肛門、お尻の穴
本来「肛門」を英語に訳すと「Anus(アヌス)」になるが、日本のアダルト分野においては「肛門の」という意味の形容詞「Anal(アナル)」が肛門そのものや肛門を使ったプレイの代名詞として定着している。
恐らく「アナルセックス(肛門の性交)」や「アナルオナニー(肛門の自慰)」など「アナル」と発音する表現が多く、「アヌス」と単体で発音する場面は少なかったことが理由であると考えられる。
乱暴な表現では女性器の代替品という意味で「ケツマンコ」と呼ばれることもある。
本来は生殖器ではなく排泄器官であるため、一般的には変態性癖として扱われる傾向にある。
しかし野生動物にも肛門を利用した性行為で快感を得ようとする個体は少なくないため、あながち異常な行動であるとは言えないだろう。
肛門そのものは男女どちらの体にも備わっているため、生殖器と異なり男女共通の性感帯であるとも言える。
しかし、肛門から腸内を介して刺激できる性感帯の前立腺は男性の体にしか備わっていないため、男性の方がアナルプレイによって得られる快感は多いと考えることも可能だ。
実際、アナル用として販売されているグッズの中には、前立腺への刺激を想定した商品も多く存在しているため、女性がアナル向けグッズを探す場合には注意が必要である。
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