
【アルギニン】の用語解説
体内で一酸化窒素を生成するアミノ酸の一種
アミノ酸には人体で生成できない「必須アミノ酸」と人体で生成できる「非必須アミノ酸」があり、アルギニンは後者の非必須アミノ酸に分類される。
しかし体内で生成されるアルギニンの量には限度があるため、外部から取り入れることでその働きをより強くすることが可能である。
サプリメントや栄養ドリンクの多くにはこのアルギニンが含まれているため、どんなものかは知らなくとも名前を聞いたことがあるという人は多いだろう。
そんなアルギニンは、体内で一酸化窒素を生成する役割を持つ。
一酸化窒素は主に血管を拡張させる効果を持つ物質なので、血液が海綿体に流れ込むことで起きる男性器の「勃起」にも関わりが深い物質であると言える。
アルギニン単体で勃起不全を改善することは難しいが、勃起不全の治療と並行してアルギニンを摂取するのは、改善を補助することに繋がる。
サプリメントや栄養ドリンク、そしてラブサプリにも含まれていることが多いアルギニンだが、食品では大豆やうなぎ、にんにく、マグロなどに多く含まれている。
日常的に取り入れたければ、これらの食材を日々の食事に使ってみると良いだろう。