
【BDSM】の用語解説
BDSM びーでぃーえすえむ
「拘束」「支配関係」「サディズム&マゾヒズム」をひとまとめに表現した言葉
「Bondage(拘束)」「Discipline(規律)」「Sadism(加虐性愛)」「Masochism(被虐性愛)」の頭文字を繋げた言葉であり、物理的ないし精神的な暴力や支配を伴う性的な行動や関係など広い範囲を指す。
一般的にはいずれも「SMプレイ」として理解されることが多く、区別して扱うことは稀。
広い範囲を指しているため、「BDSMが趣味」と公言している人でも「拘束は好きだけど主従は苦手」や「体罰は好きだけど言葉責めは苦手」のように一部のプレイを好まない者は当然存在する。
もしも誰かとBDSMを目的にプレイを行う機会があったら、まずはお互いの好みやプレイの許容範囲を確認するべきだろう
BDSMには苦痛を伴う危険なプレイも含まれるため、受け手が限界を迎える前に行為を中断できるように「これを言ったらおしまい」という合図(セーフワード)を決めておくことが望ましい。
特に精神的な支配関係をプレイとして楽しむ場合は、通常ならば拒絶を意味する「いや」や「やめて」といった言葉が興奮を盛り上げるための要素として用いられる場合があるため、プレイを中断するためのセーフワードには「プレイの一環として出てくるのが不自然な(場違いな)言葉」が推奨されている。