
【ディルド】の用語解説
ディルド でぃるど
男性器を象った挿入目的のアダルトグッズ
古くは紀元前から存在すると言われており、日本では江戸時代頃から「張形」という名前で広く販売され庶民の性生活にも関わってきたとされる。
形が似ていることから「コケシ」とも呼ばれ、主に勃起した男性器の形状を象っており、女性器や肛門への挿入を想定して作られることが多い。
基本的には非電動の動かないものを指すが、中には電動で動くものも少数ながら存在する。
「電動のディルド」と「バイブ」の区別は曖昧であり、「電動機能を備えている時点でそれはディルドではなくバイブ」と考える人も少なくないが、大まかに「男性器の形状を模した上で電動機能が備わっているもの」を電動ディルドと呼ぶケースが主流である。
逆に、非電動で女性器への挿入を目的に作られているが男性器の形状は模していないものも、ディルドと呼ぶことがある。
電動の場合は形状がディルドか否かの判断基準として重視されるが、非電動の場合は「非電動かどうか」の方が判断基準としてはより重視されるため、必ずしも男性器の形状とはていない。
例として「タコの触手型」や「凹凸のない円柱状」、「球体が連なったような形状」などが挙げられ、性感帯を刺激する性能を重視する者から、ファンタジー感のある現実離れした形状を求める者まで、需要も供給も多種多様である。