
【朝勃ち】の用語解説
朝勃ち あさだち
朝目覚めたときに男性器が勃起している状態
「夜間睡眠時勃起現象」とも呼ばれる状態のこと。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、これらの睡眠状態が90分1サイクルで切り替わっているとされているが、脳が起きている状態に近いレム睡眠のときは「筋肉の緊張がほぐれた状態で自律神経の機能が不規則に変化している」ため、男性器周辺の血管が拡張して勃起することがある。
「朝勃ち」という呼び名から勘違いしがちだが、レム睡眠のたびに同じ理由で勃起が起きる可能性はあるため、「起きて気づくのが朝」というだけで朝に限った現象ではない。
一般的な成人男性にとって朝勃ちは自然に発生するごく普通の状態であり、もし長期に渡って朝勃ちを経験しない場合は、睡眠時間とレム睡眠のサイクルが上手く噛み合っていないか、男性器の機能に不調が出ている恐れがあるため注意が必要である。
また、上述の通り朝勃ちが起きる理由は自律神経の機能が不規則に変化しているためなので、朝勃ちをしているからと言って必ずしも性的な興奮に繋がる夢を見ているとは限らない。
リラックス状態だと意味もなく勃起しやすいというのは、男性諸兄であれば今までの人生で身に覚えがある者も少なくないだろう。
勃起