
【竿姉妹】の用語解説
竿姉妹 さおしまい
同じ男性と性的な関係を持ったことがある女性同士を指す関係
竿とはつまり男性器のことであり、同じ竿を経験した女性同士を姉妹にたとえたのがこの「竿姉妹」という表現である。
元々「同じ女性と性的な関係を持ったことがある男性同士を指す関係」として「穴兄弟」という言葉が存在し、それと対になるよう生み出されたのがこの「竿姉妹」という言葉であると言われている。
例外的に、竿姉妹の関係になった女性同士が親子関係にある場合は「親子丼(母娘丼)」とも呼ばれる。
ちなみに、現代日本的な貞操観念では「同じ男性と性的な関係を持った女性」が多数居るケースはインモラルな関係を想定することになり、竿姉妹の存在に嫌悪感を抱く女性も当然居るが、実は野生動物の世界だと竿姉妹の存在はさほど珍しいことではない。
哺乳類が繁殖する際には「強い1匹のオスと多数のメス」がつがいとなり子を産み、人間で言えば竿姉妹の関係となるメス同士が連帯して群れの子を育てるというケースも多いためである。
竿姉妹を大量に生み出す「ヤリチン」は、野生動物の世界ならば群れを築き上げるボスの器なのかもしれない。