
【精飲】の用語解説
精飲 せいいん
精液を飲む行為
「飲精」や「ごっくん」「飲ザー」とも呼ばれる。
一般的に知られているものはフェラチオから口内射精に至った後、そのまま口に出された精液を飲み込むといったシチュエーションが多い。
また、セックスをしている状態から膣外射精のために男性器を引き抜き、そのまま顔射や舌射などに移行して精飲に繋がる場合もある。
それ以外にも、自慰行為などであらかじめ射精された精液を容器に溜めておき、それを飲む/飲ませる場合も「精飲」と呼ばれる。
AVなどではメジャーなシチュエーションだがノーマルなプレイかといえばそうとも言えず、どちらかと言えばSMプレイの1種であると言える。
特に「口内射精された精液は飲めるが、容器に溜めた精液を飲むのは抵抗がある」という女性は少なくないため、後者はよりハードなプレイと捉えておくのが得策だろう。
なお精飲は、食べ物に精液をかけて食べる「食ザー」とは区別されることが多い。
カクテルの中には動物の精液を材料とするものも存在するが、これらのカクテルを飲んだ場合も「精飲」と呼ぶかは考えが分かれるところである。
ちなみに精液を飲む行為のリスクについては、一般的な口淫(オーラルセックス)と同等の性病感染リスクは考えられるものの、精液そのものが体に悪いということはない。
精液は主にタンパク質、糖質、ビタミン、ミネラルで構成されており、味は苦いものの体に害のある成分は含まれていない。
そのため、フェラチオなどオーラルセックスの経験が既にあり「精液を飲む」という行為そのものにも抵抗がなければ、それほど気にせず飲んでしまっても問題はないと言えるだろう。