
【貧乳】の用語解説
貧乳 ひんにゅう
女性の乳房が小さいこと
現代でこそ女性は胸が大きいほど性的魅力に優れているという風潮になっているが、日本においては長らく慎ましやかな胸が魅力的であるとされていた。
これは当時の一般的な衣服であった着物が胸の大きい女性に似合わなかったことも理由の1つだが、そもそも当時は生活習慣などの違いから現代で言うA~Bカップの女性が大半であり、「大きな胸」自体がある種のイレギュラーだったことが理由として大きいだろう。
外国から食文化や価値観が流入した現代では胸が大きい日本人女性も増えた上、胸が大きい女性を魅力的であるとする価値観も広まったため、貧乳を劣るものとして捉える男性が増えてしまったとも考えられる。
しかし中には、現代においても貧乳の方が性的魅力に優れていると主張する男性が一定数存在している。
ちなみに、貧乳とは「女性の乳房が小さいこと」を指すが、いわゆる「ロリ」のように第二次性徴を終えておらず成長の余地がある場合は貧乳と呼ばれないことが多い。
むしろ貧乳を愛好する人々からは「育ちきってなお小さい胸が良いのであって、まだ成長するかもしれない胸を貧乳と一緒にするな」と怒られるきっかけにもなりえるため、混同しないよう注意したほうが良いだろう。