
【アダルトビデオ/AV】の用語解説
アダルトビデオ/AV あだるとびでお/えーぶい
性的な姿や行為を撮影した成人向けの映像作品
「セクシービデオ」や「エロビデオ」とも呼ばれている。
一見すると英語のようだが、実際は和製英語なので日本以外の国では通じない。
外国人にも伝わるよう表現したい場合は「ポルノグラフィ(ポルノ)」の呼称を用いると、少なくとも英語圏の相手には通じる可能性が高い。
アダルトビデオはいわゆる「ポルノ映画」とは区別されることが多く、厳密な定義はないものの、主に制作手法の違いによってアダルトビデオかポルノ映画かは判断される。
また、現在市場で流通しているアダルトビデオのほとんどは「適正AV」「表ビデオ」と呼ばれるものであり、これらは業界団体の自主検閲によって「法令を遵守した作品である」と判断された商品である。
一部には業界団体の検閲を受けていない「同人AV」なども存在し、その中には制作者が法令を無視した違法な作品も存在する。こういった違法なアダルトビデオは「裏ビデオ」と呼ばれ規制・摘発の対象となるため、仮に入手の機会があっても関与することはオススメできない。
アダルトビデオという言葉が生まれた初期はVHSが主流だったが、現在ではDVDやBlu-ray Discが台頭しており、さらにはインターネットを介したDL販売も一般的な購入方法として定着している。
AV配信サイトでは各作品のサンプル映像を見ることが可能な場合も多いため、博打になりがちなジャケ買いではなく、ある程度本編に目を通してから購入を検討できるのは利点の1つである。